もともと【制振構造】は極低降伏点鋼(無弾性スチール)・粘弾性ゴム・低反発ゲル・ダンパー類の制振材および機械的装置により地震の揺れを減ずるもので、大型ビルなどに多用されています。
しかし、それらの制振装置を木造住宅に用いると、従来の木造壁と制振壁の揺れ方が違う為、バラバラに揺れて危険な状態になる可能性が高いのです。
摩擦減震パッキンUFO-Eなら上記のような不安を全て解消致します。
μ(ミュー)は摩擦係数でUFO-Eの摩擦板が地震を受けて滑った時に消費する減哀エネルギー係数です。 α(アルファ)は地震の加速度ですが、この単位をG(1G=980gal)とすると建物にかかる地震エネルギー係数(設計震度)として使えます。 なお加速度αは速度のsの二乗に比例するので、地震の破壊力Feも地震の揺れの速度sの二乗に比例して大きくなります。
耐震基準を超える地震加速度α(アルファ)がUFO-Eの摩擦係数μ(ミュー)で減震できる加速度はα-μ 故に、UFO-Eに摩擦減震されて、建物(質量m)にかかる地震力は「Fef=m・(a-μ)」
2階建ての例 | 1F | 2F |
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荷物荷重(m) | 30t | 60t |
地震加速度(α) (単位G=gal/980) |
0.8 | 0.8 |
水平地震力(Fe) | 24t | 48t |
地震加速度 | UFO-E使用時加速度 | 備考 |
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設計震度 300gal 以下 |
300gal以下 | 作動なし |
300gal~ 1100gal |
約300gal~400gal | - |